FIIモーニング7・オッズパーク杯(FⅡ)

2020年11月15日(日)・11月16日(月)・11月17日(火)

決勝想定メンバー

「モーニング7・オッズパーク杯(FⅡ)」は11月15日からの3日間、A級3班戦(チャレンジレース)7R制7車立で、小田原競輪場では3回目のモーニング開催として実施される。迎え撃つ地元のエースは7月の当地(FⅡ)で初優勝を決めた佐々木眞也(神奈川・117期)。但し、他に決勝進出を果たせそうな南関の選手が見当たらないだけに孤軍奮闘か。山田雄大(埼玉・117期)、寺沼伊織(東京・115期)、西村行貴(東京・92期)が揃って優参を決めれば埼京は充実の布陣を組めるし、中村隆生(栃木・117期)、安達隆己(栃木・117期)、黒滝大翔(茨城・117期)と新人3名を擁する栃茨の台頭も十分。

主力選手

層の厚みでリードする埼京勢

寺沼伊織(東京・115期)

 兄の将彦(東京・111期)を追い弟の拓摩(東京・115期)と一緒に輪界入り。来期はA級2班に昇格するが、年末に行なわれるレインボーカップチャレンジファイナルの出場権も得ている。今期は初戦の伊東(FⅡ)ミッドナイトでVスタートを切り、8月は佐世保(FⅡ)モーニングと弥彦(FⅡ)ミッドナイトで完全優勝達成。9月の高知(FⅡ)ミッドナイトも連勝で勝ち上がったが、決勝は犬塚貴之(愛媛・117期)との特別昇班対決に敗れて2着。中18日の伊東(FⅡ)ミッドナイト決勝は、鈴木陸来(静岡・117期)―佐々木眞也(神奈川・117期)が捲り一閃も、3着を確保して3連単の1番人気を成立させた。

佐々木眞也(神奈川・117期)

 偉大な父の龍也(神奈川・57期、引退)と、兄の龍(神奈川・109期)を追って輪界入り。弟の和紀(神奈川・117期)と共に今年5月にデビューした競輪一家の一員。今期2戦目の当地(FⅡ)決勝では、赤板前に飛び出した戸邉捺希(埼玉・117期)を、離れた6番手から捲り切った成清龍之介(千葉・117期)を巧く追いかけ、ゴール前で交わして初V達成。9月の宇都宮(FⅡ)ミッドナイト決勝では落車したが、怪我は軽傷だった様子で、その後も各地で好成績を残し続けている。今回の出場予定選手を見渡すと、強力な援軍は見込めないが、それでも初優勝を決めた好相性バンクだけに、地元の牙城を護ってみせたい。

山田雄大(埼玉・117期)

 在所時の競走訓練では目立った成績を残せなかったが、全国高等学校選抜自転車競技大会で、スプリント2位の実績を持つ好素材。先月は初のホーム戦だった大宮(FⅡ)で3連勝を達成して初優勝を決めた他、京王閣記念(GⅢ)の4日目に行なわれたルーキー企画レースにも出場し、ジャンから発進した長田龍拳(静岡・117期)―仁藤秀(静岡・117期)を、3番手捲りで仕留めた既にS級で活躍する山口拳矢(岐阜・117期)を追いかけ、ゴール前で交わして2着と好走。青野将大(神奈川・117期)に突き抜けられたが存在感を示した。小田原バンクには今回が初登場も、V争いを演じる1車である事は疑う余地無し。

中村隆生(栃木・117期)

 自転車の名門・作新学院出身で小嶋康博(栃木・81期、引退)を父に持つ。小田原バンクには2度目の登場だが、7月当地(FⅡ)出走時の予選は赤板前に押さえて先頭に立つと、鈴木玄人(東京・117期)の巻き返しを併せて見事に逃げ切るも、準決勝は赤板過ぎの1センターで落車して途中欠場。今回はその時の分もと燃えているに違いない。4場所前の松阪(FⅡ)ミッドナイト決勝では、最終ホームでハナに立ち、今開催も同配分の山田雄大(埼玉・117期)などを相手に逃走劇を披露して初優勝。中18日の伊東(FⅡ)ミッドナイトでも優参を決めており、十分な調整期間があっただけに更なる上積みが見込めそう。

安達隆己(栃木・117期)

 まだスピード不足の感は否めないが、レースに慣れ始め好成績を残し出した。前々回のいわき平(FⅡ)を振り返ってみると、予選はジャン前に押さえて主導権。大澤哉太(北海道・95期)が番手で粘って2列併走となり、そこを捲りで襲い掛かった角口聖也(千葉・94期)を併せ逃げ切りスタート。準決勝は正攻法から赤板過ぎ突っ張り先行で、原大智(宮城・117期)の5番手捲りを不発に終わらせ2着に逃げ残る。決勝は鐘過ぎの2センターで先頭に立った山本勝利(東京・117期)が後続を突き放して快勝。第2先行の藤田周磨(埼玉・117期)が2着。捲り上げるも3着止まりだったが、着実に力を付けている印象。

※この記事は2020年11月9日時点の内容となります。