FI神奈川新聞社杯(FI)

10月16日(水)・10月17日(木)・10月18日(金)

決勝想定メンバー

「神奈川新聞社杯(FⅠ)」は10月16日から3日間の開催。S級戦の優勝候補筆頭は当地の65周年記念(GⅢ)を制した桐山敬太郎(神奈川・88期)。好連係を見せるであろう新田康仁(静岡・74期)は50周年の後節、海老根恵太(千葉・86期)は59周年の小田原記念(GⅢ)覇者。強力な南関ラインを組み外敵一蹴か。本線を破るとすれば、予選からのスタートになるが、近況各地で好回転の捲りを連発している伊藤信(大阪・92期)。A級戦には東日本プラス中部近畿の選手が参加。機動力でリードするのは古屋琢晶(山梨・90期)と、望月一成(静岡・111期)の2人。どちらかがV奪取に成功する可能性が高そう。

主力選手

実力者揃った南関が優位

桐山敬太郎(神奈川・88期)

桐山敬太郎(神奈川・88期)

 展開とメンバーに応じて何でもこなせるオールラウンダー。前回の千葉記念in松戸(GⅢ)前検日に話を聞くと「セッティングを試しながら段々感じが良くなっている。体が反応して先行も出来ていますが、バック数が増え過ぎた」との事。システム障害の為、2日順延した後に迎えた一次予選は、真骨頂の縦横無尽な走りで人気に応える。「低速からのダッシュで簡単には前へ出なかった。2日空いたせいか、普段より2倍疲れたけど、長い距離を踏もうとしていたのが良かったかな」と分析。しかし、二次予選Aで内圏線踏み切りの判定を下され失格。その分も今回の地元戦で取り戻したい気持ちは強いはずで、シリーズリーダーの重責を担う。

伊藤信(大阪・92期)

伊藤信(大阪・92期)

 4月末の佐世保(FⅠ)決勝でドミトリエフ(ロシア)—パーキンス(ロシア)を相手に、3番手から先捲りに持ち込み今年初Vを飾ると、5場所前の函館(FⅠ)決勝は後方から捲りを決めて優勝。先月は松阪で行なわれた共同通信社杯(GⅡ)で特別競輪初勝利を挙げるなど、近況各地で好走している自力型。前々回の岐阜記念(GⅢ)前検日には「疲れはあるが休んだからってどうなるか分からないし、トレーニングはしています。体に張りが無くなるのも嫌だしね」と語り、一次予選は十八番の捲りで快勝した。前回の西武園(FⅠ)は準決勝敗退に終わったが、予選は7番手から前団を捲り切っており、引き続き好調キープと判断して良さそう。

高橋和也(愛知・91期)

高橋和也(愛知・91期)

 今シリーズまで中4日の取手(FⅠ)に関しては「練習はしっかり出来ているけど成績が…。でも、今回は寬仁親王牌(GⅠ)の裏開催だからチャンスだし、狙っていきたいですね。仕掛けのタイミングを意識して、積極的に攻めるつもり」と言っていたが、その言葉通り久々のV奪取に成功する。初日特選は武井大介(千葉・86期)に絡まれたが、3番手を取り切って3着スタート。準決勝はジャン発進の野口大誠(熊本・105期)—田中誠(福岡・89期)を、3番手捲りで仕留めて快勝。そして決勝はジャン4角から先行態勢に入った佐藤龍二(神奈川・94期)を3コーナーで捕らえて、マークの渡辺十夢(福井・85期)を振り切った。

A級主力選手

望月一成(静岡・111期)

望月一成(静岡・111期)

 今年A級1班に格付けされると、ほとんど優出を外す事は無く、既に6回の優勝を数える積極先行型。今期8開催を走り終えて、8月の京王閣(FⅡ)以外は全て決勝に進んでおり、2V達成と抜群の安定感を誇っている。直前の西武園(FⅠ)を家事都合で欠場した為、中20日レース間隔が空いたので、調整十分での参戦が予想される。先月の宇都宮ミッドナイト(FⅡ)決勝では、ジャン過ぎに押さえると、鈴木輝大(東京・113期)の巻き返しを併せ、マークした山崎司(福島・95期)のアシストを受け、3番手から捲った元砂勇雪(奈良・103期)を振り切ってV奪取に成功。今節も優勝争いを演じる1車なのは疑う余地無し。

古屋琢晶(山梨・90期)

古屋琢晶(山梨・90期)

 前々回の京王閣(FⅡ)前検日に話を聞くと「優勝は出来ていませんが、展開もあるので。調子良く走れているし、状態を維持したいから自分で自力。鈴木君とは以前も別線でしたね」と語り、初日特選はホームバンクの鈴木謙二(東京・97期)と関東別線を選択して捲り快勝。準決勝も7番手から好回転の捲りを決めた。「自信を持って落ち着いて走れていますね。踏み出した感触は良かったし、出切った後の感じも良い。力を出し切れば優勝が見えてくるはず。決勝も鈴木君とは別で頑張ります」とコメント。近畿の2段駆けを8番手捲りで粉砕して完全Vを達成した。中1週間の宇都宮(FⅡ)決勝では見事な逃げ切りを披露。今節3連覇を目指す。

※この記事は2019年10月14日時点の内容となります。