FⅡ小田競・サイクル杯(FⅡ)

11月1日(金)・11月2日(土)・11月3日(日)

決勝想定メンバー

「小田競・サイクル杯(FⅡ)」は11月1日から3日間の開催。1・2班戦は絶対的な本命選手が不在で波乱の雲行きだが、予選スタートの磯川勝裕(東京・113期)が勝ち上がってくれば、前期S級だった大矢崇弘(東京・107期)が絶好の番手を得る。そこに城幸弘(山梨・96期)辺りが加わると、関東ラインが充実の布陣を形成。南関の核は高いレベルで安定した成績を残している花田将司(千葉・99期)。北日本の浮沈の鍵は相笠翔太(福島・96期)になりそう。チャレンジ戦はいつもの事ながら、今期デビューした新人達がレースを牽引。鈴木涼介(福島・115期)か、古賀勝大(和歌山・115期)のどちらかがV奪取。

主力選手

小田原本場の今期最終戦Vは誰?

花田将司(千葉・99期)

花田将司(千葉・99期)

 北海道の選手としてデビューしたが、その後、千葉へと移籍。このままの調子で行けば、今期は初めてS級の切符を掴めそうな成績を残しており、今シリーズもV戦線に名乗りを上げる。中3日の青森(FⅠ)を振り返ってみると、初日特選は最終バックで絶体絶命の8番手に置かれたが、3コーナーから捲り上げて3着まで届く。準決勝はジャン4角先行の成松春樹(佐賀・93期)—稲吉悠大(福岡・92期)は捕まえ切れなかったが、バック捲りで3着と車の出は上々だった。全ての決まり手を網羅しているように、展開とメンバーに応じて柔軟に立ち回れるのが持ち味。後ろ回りのレースにも不安は無く、優勝候補の1人なのは間違いない。

大矢崇弘(東京・107期)

大矢崇弘(東京・107期)

 なかなかS級に定着出来ずにいるが、恵まれた体躯から繰り出される自力は威力抜群。10月は3開催をこなしてオール優参と、まずまずの好成績を残した。9月の川崎(FⅠ)初日特選、最終ホームで山本奨(岡山・94期)を叩いて逃げ切った後に「思った以上に山本さんに踏まれてしまったけど、それを乗り越えて勝てているし、感じは良くなってきました。気持ちの面でも上向きです」と言っていたのを思い出す。中4日の大宮(FⅡ)は準決勝を1着でクリアしたが、決勝は埼京スジで同期の伊藤慶太郎(埼玉・107期)の番手回りを選択も7着。好回転の捲りで特別昇級を決めた坂井洋(栃木・115期)の強さだけが際立った。

城幸弘(山梨・96期)

城幸弘(山梨・96期)

 今年はA級に降格してしまったが、来期S級復帰が決定したオールラウンダー。今期は宇都宮(FⅠ)でVスタートを切ると、ここまで9開催を走り終えて、優出を逃がしたのは四日市(FⅡ)だけと抜群の安定感。前走は当地と同じ333バンクの防府(FⅡ)モーニングで、初日特選は仕掛け所が悪く最下位に沈んでしまったが、準決勝では赤板前から果敢に飛び出した夏目新吾(静岡・103期)を目標に、2段駆けに持ち込んで、今シリーズも同配分の野木義規(北海道・72期)を振り切った。中3日だけに好調キープでの参戦が予想され、自力でもラインの競走でも、与えられた位置で的確な仕事をこなせる強味を生かして優勝を狙う。

A級チャレンジ選手

鈴木涼介(福島・115期)

鈴木涼介(福島・115期)

 デビュー戦の伊東(FⅡ)決勝では、既に特別昇班を決めて、1・2班戦でも完全優勝を達成している小原佑太(青森・115期)のジャン先行を、ゴール前で差し切ってV発進と、スタートダッシュに成功。川崎(FⅡ)出走時に話を聞くと「脚質はダッシュ寄りなので、得意なのはカマシや捲りですけど、初手の位置や状況に応じて自力で頑張りたい」との事。中10日の福井(FⅡ)予選は、赤板過ぎの1センターから先行態勢に入った永田秀佑(長崎・103期)を、6番手から好回転で捲って快勝し、準決勝はジャン4角先行で逃げ切り優出を果たすも、城戸俊潔(岡山・115期)の9連勝で幕を閉じた。今開催は久々のVチャンス到来。

古賀勝大(和歌山・115期)

古賀勝大(和歌山・115期)

 在校順位トップテンに喰い込んだ好素材。9場所を走り終えたが、優出を外したのは尾崎悠生(埼玉・113期)の先行を5番手から捲れず、予選敗退に終わった大垣(FⅡ)のみ。優勝こそ出来ていないものの、まずまずの好成績を残している。今回まで中6日の別府(FⅡ)ミッドナイトを振り返ってみると、予選は正攻法から赤板過ぎ突っ張って押し切り、準決勝も全く同じような流れで逃走劇披露。全賭式1番人気を成立させた。決勝はジャン4角先行の石井洋輝(福島・115期)に逃げ切られてしまったが、デビュー後は積極的なレース振りが目立ち、決まり手の9割近くが逃げ。バック数の多さは初の333バンクでプラスに働く。

※この記事は2019年10月29日時点の内容となります。