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レース展望

J:COM小田原カップ
2019年2月16日()・2月17日()・2月18日(月)

「J:COM小田原カップ(FII)」は2月16日から3日間の開催。1・2班戦は矢口大樹(千葉・95期)と齋藤宗徳(千葉・100期)の強力機動型を、長年グレード戦線で活躍した地元のタイトルホルダー高木隆弘(神奈川・64期)が上手に操縦すれば、南関の誰かがV奪取に成功しそうだが、藤原憲征(新潟・85期)、川村昭弘(新潟・81期)、伊藤太一(山梨・91期)、小峰烈(長野・98期)と、珍しく駒の揃った甲信越が決勝へ大挙進出なら、互角の争いを演じられるはず。チャレンジ戦は前期デビューした新人達がレースを牽引。その中でも、佐々木堅次(福島・113期)と磯川勝裕(東京・113期)の2人が、現状では脚力的に一歩リード。どちらかが優勝を飾る可能性が高い。


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A級主力選手

南関VS甲信越の構図
矢口大樹(千葉・95期)
 昨年9月の和歌山(FII)から目下14開催連続で優出。優勝2回、準優勝3回と抜群の安定感を誇る自力型。特筆すべきは直近8場所で、最終バックを先頭で通過しなかったのは、先月の高知(FII)ミッドナイト決勝だけ。その積極性は群を抜く。今シリーズまで中10日の取手(FI)を振り返ってみると、初日特選は最終ホーム手前で前団を叩いて、そのまま逃げ切り勝ち。準決勝も同じような仕掛けで3番手以降を引き離し、マークした亀谷隆一(神奈川・92期)を振り切り連勝。決勝は藤根俊貴(岩手・113期)が相手だった為、早めに先行態勢を築く。6番手から捲られてしまったが、人気を背負ったポテンシャルの高い新人相手に、セオリー通りのレースを見せた。好調キープでの参戦が予想されるだけに今期初V十分。
藤原憲征(新潟・85期)
 昨年は最終戦だった平塚(FI)を完全Vで締め括ると、今年に入っても好調持続。3開催を走り終えて一度も確定板は外していない。初戦の京王閣(FI)初日特選は、主導権を握った鈴木謙二(東京・97期)―吉田裕全(埼玉・90期)の3番手回り。「自分の後ろに高木隆弘(神奈川・64期)さんが居たので、内だけは空けないようにと。前2人が頑張ってくれたし、2着でも十分ですよ」と語った。前々回の松山(FII)決勝は、古屋琢晶(山梨・90期)の捲りに乗って抜け出し、3連勝で今期初優勝を飾る。今回まで中9日の豊橋(FII)初日特選は、ホーム先行の大西貴晃(大分・101期)に飛び付いて、番手を捌き最後はきっちり交わして首位発進。どのポジションを任されても的確な仕事をこなせるのが強味。
高木隆弘(神奈川・64期)
 言わずと知れた地元のビッグネーム。全日本選抜Vや高松宮記念杯を二度も制すなど、長い間、競輪界のトップに君臨したが、今期はまさかのA級降格。すると、初戦の京王閣(FI)初日特選は、いきなり位置無しのレース。「南関に目標が無いので難しいですね。周りからA級では競らない方が良いと言われているし、まずは前々になるかな」とコメント。しっかりと4番手を確保して、2センターから捲り追い込みを狙うも5着。「やはり目標が無いのはきつい。最後は仕掛けてみたけど、あんなもんですから」と振り返った。しかし、今回まで中6日の伊東(FI)では、連日的確な状況判断で余裕すら感じさせる3連勝。現在の通算1着数は498で、区切りの500勝まで残り2つ。地元戦での優勝で決める可能性十分。
伊藤太一(山梨・91期)
 層の薄い甲信越の選手だけに、援軍に恵まれる事は少ないが、今シリーズは充実の布陣を組める可能性が高く、V戦線に名乗を上げそう。今年の初陣だった宇都宮(FII)初日特選は、最終ホームで先頭に立ち先行勝負。番手回りの台和紀(埼玉・83期)に差されたが、しっかりと逃げ残ってみせた。準決勝は今節も同配分の齋藤宗徳(千葉・100期)の後ろに外から割り込んで2着。決勝は既にS級へ特別昇級した河合佑弥(東京・113期)マークでの戦いとなり、2角先行に流れ込み人気に応えた。中3日の松山(FI)では、緑川修平(福島・95期)―渡辺正光(福島・95期)のジャン先行を捲れず準決勝敗退。3日間、オール8着と大きな数字を叩いてしまっただけに、今回は何としてもヒットを飛ばしたい。 。

A級チャレンジ主力選手

佐々木堅次(福島・113期)
 昨年7月に当地でデビュー。9月の函館(FII)で初優参を果たすと、目下12開催連続で優出中。中4日の立川(FII)前検日には「新人訓練があって練習はしっかりとやれました。捲りの決まり手が増えたけど、先行した方が自分の脚質は生きますね」と語り、迎えた予選は最終ホームで前団を叩き先制も、巧く3番手へ追い上げた上原直樹(岡山・75期)に突き抜けられてしまう。「2コーナーからバックで重たい所があって、スピードに乗り切らなかったが、状態自体は悪くないと思う」と振り返る。準決勝はジャン発進で2着。「踏み上がらない感じで抜かれてしまった。同期の今井聡(東京・113期)さんには四日市(FII)でやられているし、リベンジしたい」とコメント。決勝は5番手捲りで2度目のV奪取に成功。
磯川勝裕(東京・113期)
 デビュー戦の函館(FII)で3連勝。次戦の静岡(FII)も完全優勝を決めて、特別昇班を目指した西武園(FII)の予選と準決勝も1着。一度も負ける事無くチャレンジ戦をクリアするかと思われたが、埼京スジで同期の小玉勇一(埼玉・113期)に夢を砕かれる。4場所前の川崎(FII)で話を聞くと「レインボーカップも走れたし、考えていたより頑張れている。自分は地脚なので、前へ出てペースを作る感じの方が得意」と言っていた。直後の立川(FII)前検日には「最近がむしゃら感が無くなっているし、初心に帰って戦う」と語り、連勝で決勝進出。「早めに押さえて先行したので、どうかなと思ったけど、逃げ切れて良かった。この勢いで地元Vを狙います」とコメント。有言実行で通算4度目の完全Vを達成。

※この記事は2019年2月12日時点の内容となります。


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