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レース展望

バリー工業カップ(FII)
2017年6月23日(金)・24日(土)・25日(日)

「バリー工業カップ(FII)」は6月23日から3日間の開催。1・2班戦は勝ち上がりのメンバー次第で形勢は一変しそうだが、V候補筆頭は松澤敬輔(宮城・97期)か。積極的な猪狩祐樹(福島・99期)が決勝に駒を進めれば絶好の番手回りとなるし、自分で戦う事になったとしても本命を背負える力量。迎え撃つ地元の核は追加参戦が決まった関根健太郎(神奈川・100期)の先行力で、ガード役を務めるのは亀谷隆一(神奈川・92期)や長田祐弥(神奈川・87期)などの面々。自力型が手薄な関東の追込陣が、どう立ち回るかにも注目したい。チャレンジ戦の主役は得点最上位の竹山慶太(宮城・105期)。強力な同型不在のシリーズだけに、今期2度目の優勝を決めて来期に弾みを付けたいはず。


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A級主力選手

松澤の自在脚中心も接戦
松澤 敬輔(宮城・97期)
 来期はS級2班への復帰が決まっている自在型。3月当地参戦時には「状態は悪くないと思うし、練習の感じは大分良い。あとはレースで力を出せるかどうか。思い切って仕掛けられた時は結果が出ているし、しっかりと攻める気持ちを持って挑みたい」と語ったが、準決勝敗退に終わっているだけに、今回は決勝進出が最低ノルマ。3場所前の京王閣(FII)で話を聞くと「日にちがあったし、カレンダーに予定を書き込んで練習して来ましたが、感覚が少しずれてますね。パワー系の練習ばかりに偏ってしまい、巧く回せていないのが原因かも」と自己分析。今回まで中1週間の青森(FI)では、一度も確定板に乗れなかったが、出場予定選手を見渡す限り、今期初Vを飾る絶好のチャンス。シリーズリーダーの重責を担う。
関根健太郎(神奈川・100期)
 病気欠場となった伊藤彰規(神奈川・96期)の代役として、追加参戦が決まった積極先行。当地を走るのは昨年の12月以来で、その時は準決勝4着で惜しくも優参を果たせなかったが、小田原は初優勝を飾った思い出の地だけに、好相性バンクと言って良い。中9日のいわき平(FII)を振り返ってみると、初日特選はジャン前に先行態勢を築いた柿沼信也(埼玉・91期)を、最終ホーム7番手から捲り切ったが、會澤龍(宮城・105期)―中村敏之輔(北海道・91期)に飲み込まれて5着。準決勝はジャン過ぎ三浦平志郎(秋田・100期)ラインを受けての中団捲りで2着。決勝は1周半以上を逃げて、追走した會田正一(千葉・68期)―江本博明(千葉・90期)のワンツーに貢献して4着に粘り込んだ。
猪狩 祐樹(福島・99期)
 近況は捲りの決まり手が多くなっているが、本来は早駆けを全く苦にしない生粋の先行屋。333バンクの2周位は楽々逃げ切る強地脚の持ち主。1月に当地を走った時は、予選と最終日の特選で2勝を挙げた。前走は中12日の高知(FII)ミッドナイトで、予選は正攻法の位置に構えて一旦5番手に下げると、最終ホームから踏み込み2コーナー手前で前団を捕らえ押し切る。準決勝も前受けから6番手に引いての巻き返しで出切ったが、吉武信太朗(愛媛・107期)がハマる形になり、直線一気に抜け出されて4着。最終日の特選はジャン過ぎに押さえるも、谷口友真(大阪・109期)に叩かれて6着だったものの、なかなかの動きを披露した。全体的に自力型が手薄の今シリーズだけに、優参を果たす可能性は高い。
緒方  剛(埼玉・92期)
 今期は一度も優参を果たせていないが、自力型が手薄な関東にとっては、この人の奮闘が浮沈の鍵を握ると言っても過言ではない。4月当地参戦時、前検日に「こういう細切れ戦でライン3車なのはありがたい。前回佐世保(FII)では久し振りに2回バックを取ったし、先行も考えて走ります」と語り、迎えた予選は言葉通りに主導権を握って4着に逃げ粘る。「思ったよりも感じ良く駆けられました。準決勝は相手がきつくなるけど、また前々へと攻めたい」がレース後の談。今回まで中15日の青森(FII)ミッドナイトでは、4番手確保からの捲り追い込みで3着だった予選以外、確定板に乗る事は出来なかったが、調整期間は十分あるだけに上積みは見込める。配当的にも3日間を通して狙ってみたい1車。

A級チャレンジ主力選手

竹山 慶太(宮城・105期)
 1年間のチャレンジ暮らしを終え、来期はA級2班へ復帰する事が決まっている自力型。近況4場所は一度も確定板を外しておらず、前々回の青森(FII)ミッドナイトでは、赤板過ぎ先行態勢に入った遠藤勝弥(静岡・109期)を、2コーナーから3番手捲りで仕留めて、マークの庄子信弘(宮城・84期)を振り切り今期初Vを飾った。今回まで中12日の千葉(FII)予選は、ホーム手前で前団を叩き切って主導権を握り2着。準決勝はジャン過ぎ先頭に立ち、巻き返して来た服部正博(埼玉・91期)の番手にハマって直線一気。決勝は近藤夏樹(千葉・97期)―石井孝(千葉・68期)のカマシを捕まえられず3着止まりだったが、動きの良さは窺えただけに、今節の優勝候補筆頭なのは間違いない。
小川 辰徳(埼玉・100期)
 安定感に乏しく大敗を喫する事も多い為、今期の得点は70点を僅かに割っているが、中6日の高知(FII)ミッドナイトでは、3連勝を決めて今期初Vを飾った自力型。その開催を振り返ってみると、予選は先捲りを打った日浦崇道(和歌山・109期)を、最終バックで捕らえて1着。準決勝は2コーナー6番手から踏み上げて、マークした青山佐知男(千葉・81期)を寄せ付けず、3着以降を引き離した。決勝はシリーズリーダーであった末木浩二(山梨・109期)が、ジャン過ぎ4コーナー先行態勢に入り、番手無風で展開絶好。ゴール寸前で見事に差し切る。3日間を通して動きの良さが目立っただけに、好調キープでの参戦なら連続優勝のチャンスもありそう。今節狙い目の1車になるのは間違いない。

※この記事は2017年6月21日時点の内容となります。


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