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レース展望

輪太郎くん輪花ちゃんカップ(FII)
2018年4月19日(木)・4月20日(金)・4月21日(土)

「輪太郎くん輪花ちゃんカップ(FII)」は4月19日から3日間の開催。A級戦は各地区の力関係が拮抗しており、勝ち上がりのメンバーと展開ひとつで、V戦線は一変しそうな様相だが、斡旋が止まっていた今年の1月に相当な練習を積んだのか、名古屋(FII)で逃げ切りVを決めると、その後も久留米(FI)を捲りで制すなど、完全に一皮剥けた印象の大石剣士(静岡・109期)をシリーズリーダーに指名。但し、菅田和宏(宮城・88期)―渡部幸訓(福島・89期)―中村敏之輔(北海道・91期)でラインを組めれば、北日本は充実の布陣。チャレンジ戦の優勝候補筆頭は、捲りと捌きの両面策で好成績を残し続ける出澤拓也(神奈川・111期)。当地連覇を達成して地元の牙城を護ってみせたい。


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A級主力選手

覚醒した大石が逃走劇披露
大石 剣士(静岡・109期)
 1月は事故点の関係で斡旋が止まっていた為、2月の名古屋(FII)で今年の初陣を迎えると、3日連続で先行勝負に出て、いきなりV奪取と最高のスタートを切った。直後の京王閣(FI)前検日に話を聞くと「前回決勝はジャンから先行して逃げ切りました。練習はしっかりと出来ているし、力は付いてきたと思います」と語る。予選で断然人気に応えた後も「ペースで駆けられたし、最後も踏み直して1着を取れたので良かった」と自信ありげの表情。先月の久留米(FI)決勝は、最終ホームで後方に立ち遅れたが、2コーナーから捲り上げて、直線での牽制を凌ぎ前団をまとめて飲み込んだ。中5日の大宮(FI)でも、3日間を通して最終バックを先頭通過。完全に一皮剥けた印象で、今開催のシリーズリーダーに指名したい。
渡部 幸訓(福島・89期)
 小田原バンクには今年2度目の登場。1月の当地(FI)決勝では、近藤夏樹(千葉・97期)の捲りを追い掛けて、ゴール寸前で飲み込んでみせたが、続いた堀内昇(茨城・98期)に僅か交わされ惜しくも準V。今年の初優勝は2月の立川(FI)で、ジャン過ぎから目標の佐々木孝司(青森・84期)が先行態勢に入ると、車間を切って直線抜け出した。直後の西武園(FII)ミッドナイト初日特選で落車も、幸い怪我は軽傷で済み、前々回の地元いわき平(FI)では見事3連勝。今回まで中11日の宇都宮(FI)決勝は、6番手捲りで最終バック前団を捕らえた橋本智昭(宮城・99期)を交わす事は出来なかったが、しっかりと流れ込んだ。番手回りのレースでも、自力勝負でもV争いを演じるのは間違いない。
齋藤 正国(栃木・87期)
 来期は久し振りにS級昇格が決まった自在型。今年に入ってからも安定した成績を収めていたが、前々回のいわき平(FI)準決勝で痛恨の1着失格。しかし、気持ちを切り換えて臨んだ中4日の函館(FII)で今期初V。そのシリーズを振り返ってみると、初日特選は目標にした市川健太(東京・82期)がジャン先行。番手で車間を切り別線を牽制したが、絶好の展開を生かしきれずに4着。準決勝は最終ホームで前団を叩き先行策。高田大輔(岡山・97期)の捲りには飲み込まれたが、何とか踏ん張って2着を確保。決勝は丹波孝佑(大阪・98期)―坂本匡洋(大阪・91期)がジャン前から発進して後続一本棒。最終バックを絶体絶命の8番手で通過も、直線だけで頭までブチ抜いてみせた。好調キープでの参戦有力。
菅田 和宏(宮城・88期)
 昨年の後半戦はS級で大敗が続いたが、今年A級に降格すると、初戦のいわき平(FI)でいきなりV奪取に成功。勢いそのままに当地(FII)に乗り込んでくると、最終ホームで先頭に立った久木原洋(埼玉・96期)の番手にハマり、直線で追い込み連続優勝。強烈な踏み出しが災いして、後ろの選手が千切れる事が多く、その後は目立った成績を残せていないが、調子そのものは悪くないように見える。今回まで中2週間の前回京王閣(FI)を振り返ってみると、初日特選は前を預けた佐藤佑一(岩手・92期)が、関根健太郎(神奈川・100期)に最終ホームで叩かれ踏み場が無く8着も、準決勝は8番手から踏み上げると前団をあっさり飲み込んだ。A級・S級共に初Vを決めた小田原は好相性バンクと言える。

チャレンジ主力選手

出澤 拓也(神奈川・111期)
 111期の在校7位で、卒業記念レースでは表彰台にも上ったが、デビュー直後から先行はしない異色の新人。バック数や逃げの決まり手は持たないが、捲りと捌きの両面策で好成績を残し続ける。昨年12月に小田原(FII)を走った時も、きっちりと決勝へ勝ち上がり、赤板から先行した寺沼将彦(東京・111期)を、4番手外併走から捲りで仕留めて、マークした渡辺聖(神奈川・100期)と1着同着で地元Vを分け合った。今開催まで中6日の大垣(FII)ミッドナイトでは、予選は4番手捲り、準決勝は最終ホームでジャン過ぎ先行の奥村諭志(岡山・111期)後位へ番手追い上げ。外で競り勝ち4角一気に抜け出した。決勝は4着に終わり、今年初めて確定板を外したが、己のスタイルを貫き当地連覇を目指す。
高橋 大輝(秋田・111期)
 昨年7月デビュー後、今節までに21開催を走り終えて、優勝する事が出来たのは、3連勝した昨年11月の佐世保(FII)だけだが、前回当地出走時は逃げ切り連発で優出。決勝は同期の蕗澤鴻太郎(群馬・111期)に敗れたが準Vと好走。小田原バンクとの相性は悪くなさそうだ。中1週間の和歌山(FII)を振り返ってみると、予選はジャン先行で2着。準決勝は2コーナー6番手から捲り上げると、前団を難無く飲み込んで首位。決勝は最終ホームで布居翼(和歌山・109期)の後ろに川口雄太(徳島・111期)がハマるも、番手捲りの外を行き切ってみせた。三度マークの徳永真一(青森・100期)に交わされはしたものの、なかなかの動きを披露していただけに、好調キープでの参戦なら通算2度目のV十分。

※この記事は2018年4月15日時点の内容となります。


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